城南の地でさわやかに2 城南大会2回戦
まずは、城南大会1回戦の成績から
●岡原中7−0中央中 ●深田中3−2本渡中B ●錦中B11−1今津中 ●嘉島8−7教良木中
●大矢野中B8−2清和中 ●本渡東4−1上中 ●水俣一中4−0益城中B ●牛深中5−2山江中
●多良木中9−2砥用中 ●龍ヶ岳中8−5須惠中 ●有明中3−2甲佐中 ●相良中3−0河浦中
●水俣二中12−0栖本中 ●袋中10−1五和東中 ●本渡中14−11蘇陽中 ●緑東中4−0天草中
●益城中A7−2球磨中 ●維和中1−0矢部中 ●牛深東中2−0木山中 ●多良木中B7−0倉岳中
●水上中7−0姫戸中 ●湯前中7−0苓北中 ●水俣二中B14−0網田中 ●御船中3−2錦中A
●田浦中21−1阿村中 ●稜南中8−1五木中 ●免田中19−8五和西中
※太字は球磨人吉地区 9勝6敗とまずまずの滑り出しでは・・・。
さて、2回戦は、八代地区と氷川地区の8つの会場で行われる。相良中は5月1日の第1試合午前9時プレーボールという予定だった。ところが、1日未明から激しく雨が降り、明け方にはやんだものの試合ができるかわからない状況だった。学校出発は午前6時45分。それまでに、実施か中止かの判断はくだされていない。とりあえず行ってみるしかない。 生徒たちは不安を抱えたまま九州自動車道を北へ上り、午前8時前には試合会場のメルシャン球場に到着。到着したが、グランドは水が浮いている状態。とても時間通りにはできないようだ。 |
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しばらくすると本部と連絡がとれ、どうやら第1試合は12時から行うようだ。空は雨雲が厚く垂れこめており、いつ雨が降ってきてもおかしくない空模様。予報では、30パーセントということだが。生徒たちは、とりあえず近くの公園でアップやキャッチボールをすることに。 ところがそれを終えるころついに雨が降ってきた。ブルーシートで道具を守り、生徒たちはバスの中へ避難。その後10時半ごろに球場内へ入る許可が出て、外野の芝生地点でキャッチボール、ボール回しなどを始める。ところが、またもや雨が降ってきた。今度はやや大粒の雨だ。「今日は中止にしてほしい」とこんな声が出始めたころ、再び雨がやみ、グランド整備が再開された。しかし、砂を入れても、スポンジでいくら水を吸い取ってもらちがあかない。今日どうしても2試合は終わらせておきたい審判団の方々が12時過ぎに試合を始めることを決定された。 まだまだ野球が十分にできる環境ではないが、相手も条件は同じだ。ここは気持ちを切り替えて頑張ってほしい。 |
雨で試合開始時刻が9時から12時過ぎに 後援会もグランド整備 に頑張る |
雨のため3時間待たされてようやく2回戦の試合に突入。2回戦の相手は、芦北郡の佐敷中。事前の情報は全くなく、どんな野球をするのかわからない。 自分たちの野球をやればいいさ。元気よく試合開始の挨拶に出て行った。 相良の先攻で試合が始まる。相手エースは変化球主体のピッチング。緩い球を投げてくる。こんなに緩い球げてくる投手は球磨人吉には見当たらない。ランナーをだすもののタイミングが取りにくく打てそうで打てず2回を終わって0−0. |
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均衡を破ったのは相良の方だった。3回の表、1死後9番renがライト線を痛烈に破る3塁打を放つ。1番syunがするどい打球をセカンドに。セカンドはそれを抑えるのが精一杯。3塁ランナーのrenがホームを踏んで相良が1点先制。相良中早くも試合の主導権を握る。4回の表、先頭の4番yasuが四球を選び、すかさず盗塁。5番ioがボテボテのサードゴロ。俊足のioを見て焦ったか、送球がややそれ内野安打。無死1,3塁に。ioが盗塁の後、6番taiが四球を選び無死満塁。ここでキャッチャー痛恨のパスボール。3塁ランナー難なくホームイン。 |
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なおも無死2,3塁。ここでyasushiがランエンドヒットを空振り。io挟まれ万事休すと思いきや。挟殺プレーを焦った相手野手はランナーioの頭にボールをぶつけて、その流れでioはホームイン(2点目)。taiも2塁に残り、なおもチャンスは続く。 yasushiはピッチャーゴロに仕留められ、その時にtaiが挟まれタッチアウト。仕事のできなかったyasushiがセカンドに残る。8番keiが四球を選び、1死1,2塁。このチャンスに当たっている9番renに回ってきた。renが鋭く振りぬいた打球は、左中間を深々と破るタイムリー。(3点目) |
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飛距離が災いし、エンタイトルツーベースとなり、2,3塁にランナーが残る。なおもチャンスに1番syunがセンター前に落とす2点タイムリーで5点目をもぎ取る。 2番ryoは再び四球を選び、3番syotaがうまくライトへ流してタイムリー(6点目)。 更に、打者一巡してyasuがセンター前にはじき返して7点を奪取。ビッグイニングとなった。 |
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その後の佐敷中の攻撃をyasuとsyunのリレーで押さえ、8−0の5回コールドで相良中の3回戦進出が決定した。 | |
3回戦の相手は、八代四中をタイブレークで退けた水俣二中ときまった。 水俣二中は秋の県大会にも出場した強豪。3回戦に入っていよいよ県大会クラスの学校との対戦となった。 試合は2日空けて、4日の第3試合。会場は八代市民球場だ。 3回戦でも自分たちの野球をやれば、きっとこの壁を突破できるはず。この試合でも声がよく出ていて、気迫で相手を圧倒していた。 |
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やはり、試合ではチームが一段となって勝ちたいという気持ちを持つことが大切だ。また、逆にそのことが体を固くしないように、冷静さも必要だ。 生徒たちの声かけの中で「(野球を)楽しめ。」というものがあり、とても感心させられた。プレーしている選手にとってこれほど心強い言葉はない。さあ4日の試合でも頑張ってくれよ。 |
yasushi2打席ピッチャーゴロで凡退 代打を出されベンチへ
佐敷中のみなさん、試合をしてくれてありがとうございました。みなさんの分まで3回戦は頑張りたいと思います。
城南大会の2回戦は雨にふられ、32試合中16試合は順延となった。その16試合は、3日に行われる。ということで、相良中の3回戦は、4日に行われる。16試合の結果は次の通り。
2回戦●宇土鶴城中A5−1岡原中 ●豊野中6−1深田中 ●本渡東中4−0日奈久中
●大矢野中B8−3住吉中 ●牛深中1−0千丁中B ●多良木中A8−0小川中B
●相良中8−0佐敷中 ●水俣二中A3−2八代四中A ●本渡中3−2八代中
●緑東中3−1宇土鶴城中B ●牛深東中3−2八代三中 ●大矢野中A4−3多良木中B
●湯前中6−1八代四中B ●鏡中7−0水俣二中B ●稜南中3−1湯浦中 ●免田中15−0坂本中