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さわやかな新緑がまぶしい5月4日みどりの日。第17回熊日旗城南地区中学生野球大会3回戦16試合が八代地区の4会場で行われた。この日大会のベスト16が出そろうことになる。 相良中の3回戦の相手は、水俣市の強豪水俣二中。相良も出場した秋の県大会で優勝した白川中におしくも敗れベスト１６．練習試合では、白川中には勝っていたという。1，2回戦の戦いぶりを観戦させてもらったが、さすがに県大会出場クラスのチームだけあって、そつがない野球をする。 |
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| 相手投手は、この大会指折りの選手だろう。体を折り曲げるようにして比較的低い位置から投げてくるストレートは打者の手元で伸び、打者は三振、内野フライの山を築く。打線も強力で1回戦では2ケタ得点。足も速くランナーを出すと厄介だ。
まずはこの投手を攻略することが、勝利への必要十分条件なだけに、高めをすてて狙い球を絞って打つことを生徒たちは徹底していたようだ。 |
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12時30分相良の先攻でプレイボール。1回の表相良の攻撃は3球で終了。みんな初球打ち。相手ピッチャーの初球に甘い球が来ることを狙っての打席だった。選手たちの積極性がうかがえる。 2回の裏相手の攻撃。無死ライト前ヒットで出たランナーを1塁に置いて、6番打者はyasuのカーブを見事に合わせ、打球はレフト線を破るタイムリー2塁打であっさり先制される。更に8番打者が、三遊間を破るヒットで2点目を献上。決め球のひざ元の投球をことごとくボールと判定され苦しい投球が続く。野手はしっかり声を出して、ピッチャーを盛りたてるんだ。yasuは後続を慎重に打ち取り、この回何とか2点で抑える。 |
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打者の手元で伸びる速球が武器の相手投手。 |
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| 3回の裏、相手の攻撃。無死1塁で相手4番に左中間を深々と破られ、タイムリー2塁打で追加点を奪われる。さすがに、水俣二中打線は甘い球は見逃さない。これで１−３。 |  |
| 3回の表相良の攻撃。1死後、9番renが足を生かしたショートへの内野安打で出塁。 ワイルドピッチでrenは俊足を飛ばして3塁へ。見事な走塁でチャンスを広げる。2死後、2番ryoが四球を選び、更に盗塁を決めて、2死2，3塁のチャンス。ベンチも声を出して盛り上がる相良中。 |
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| この攻撃に動揺したのか、相手ピッチャーは再びワイルドピッチ。renがホームを踏んで、1点を返す。 |  |
| そして、なおもランナーを3塁に置いて、期待の3番syota。ファールで粘った9球目を振りぬいくと、どんぴしゃりのタイミングで投球をとらえ、打球はライト頭上へ一直線。抜けるかと思いきや、ライトが体を反転させながらその球を好捕。おしくも追加点ならず。この回1点どまり。しかし、これで元気を取り戻した選手たち。勢いよく守りに着く。 |  |
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スピードボールに必死で食らいつくyasu。 |
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io 外野へするどい飛球を放つもセンター正面。 |
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| 5回に再び相良にチャンスが訪れる。2死後、この大会長打を2本打っている好調の9番renが、3球目をフルスイング。打球は低い弾道を描きながら、右中間を問題なく抜け、これが3塁打となる。 |  |
| スタンドの大声援に見送られながら打席に立ったのは、1番のキャプテンsyun。 |  |
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さすがキャプテン。ここぞという場面で見事に1，2塁間を破るタイムリーヒット。1塁キャンバスに向かってヘッドスライディングでチームを鼓舞する。更に盛り上がるベンチとスタンド。 |
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| これで1点差。あきらめるな相良。相良ナインは元気よく5回の裏の守備に向かって行った。 |  |
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ところが、さすがは水俣二中。1死1，3塁とyasuを攻め立て、先ほど三振に仕留めている5番打者に打ち取った打球だが、センター前にポトリと落ちるタイムリーヒットを打たれる。これで2−4。 この後、生徒たちは最後まであきらめずに声を出し続けたが、6，7回と打ち取られ、ゲームセット。試合は２−４で終了。無念の3回戦敗退が決まる。 |
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