1年生大会に向けて 〜練習試合〜 10月8日 熊本西戦   


10月に入り、朝晩が涼しくなり、後援会が用意するコーヒーもアイスにするかホットにするか迷う時期になりました。

スポーツの秋にふさわしく全国的に秋晴れの10月8日。わが高専八代野球部は、熊本西高校との練習試合を行いました。
この時期は、2年生中心のチームの成長を目的とするだけでなく、10月後半に予定されている1年生大会に向けての練習試合が行われます。今回は、ダブルヘッダーで、後半は1年生同士の試合となります。息子yasuも2試合目の出場が濃厚。投手としての第1歩を踏み出したyasu。前回は、熊本第一戦で3回で5失点でマウンドを降り、仲間に迷惑をかけてしまいました。今回こそは、結果を出したいところ。
午前9時過ぎに、熊本西高グラウンドで第1試合が始まりました。
1回の表、高専八代の攻撃。先頭のtakeがセンター前に目の覚めるようなヒットを放ち出塁。2番taiがデッドボールで出塁。3番、katsuがバントで送り、1死2,3塁の先制のチャンス。2死後、6番wataがショートへの内野安打で2者生還。高専八代幸先よく2点を先制しました。
高専八代の先発は、前回の熊本第一戦でいい投球をしたmasato。制球が定まれば、そう連打を許すことはありません。しかし、先頭バッターを歩かせてしまいます。盗塁を許し、2番にセンター前ヒットを打たれ、1点を返されました。不安な立ち上がりでしたが、後続を内野ゴロ3つでこの回最少失点で切り抜けました。
2回もtaiのセンター前2点タイムリーヒットで4−1とリード。その後、masatoが立ち直り、速球とブレーキのかかったスライダーで三振と内野ゴロの山を築きました。前半は完全に高専八代のペースでした。
次に、試合が動いたのが、5回の表高専八代の攻撃でした。3本の長短打で2点を追加し、6−1に。秋季大会で2回戦に進出した実力校にリードしているなんて。
ところが、さすがに実力校。じわじわと高専八代チームを追い上げてきました。
5回にタイムリーで1点を返し、6回にも四球とこちらのエラーにヒットを絡められ、2点を返され6−4.
調子のよかったmasatoは7回の裏、先頭打者を歩かせたところで、ピッチャー交代。アンダースローのmasaがマウンドに。
ところが、急に出てきて、心の準備ができていなかったのか。連続してバッターを歩かせ、無死満塁のピンチ。ここで相手は、ライトへの2点タイムリーを放ちました。更にライトへのツーベースを打たれ、3点目。そして、2死後、再びタイムリーを打たれてこの回4点を献上してしまいました。
2点リードから2点ビハインドという展開になり、ここから反撃といきたいところでしたが、エースのサイドハンドから投げるくせ球にタイミングを合わせることができず、その後無得点に終わり、6−8と残念ながら負けてしまいました。
前半は完全にこちらのペースだっただけに、非常にもったいない試合でした。
高専八代 220020000|6
熊本西高 10001240×|8

第2試合は、12時10分ごろにプレイボール。熊本西の先攻で試合が始まりました。両チームとも1年生大会に向けて、全員が1年生というメンバーです。高専八代は1年生がぎりぎりの9名。しかし、熊本西は、29名の1年生部員がいるそうです。人数で圧倒されそうな高専チームですが、野球は部員数で勝負するのではありません。自分たちの野球ができれば、面白い試合になりそうです。
高専の先発は、息子yasu。今週は十分な投げ込みができたようで、ブルペンの投球をみても調子がよさそうです。1回の表、1,2番を簡単に打ち取り、安心していると3番に甘い球をセンター前に運ばれます。後続を抑えて1回を無得点に抑えました。
初回を無得点に抑えたことで、一安心ですが、決め球が高めに浮いていてちょっと心配です。また、1回の投球でストレート主体の配球をしていたのも今までと違うところでした。
3回の表熊本西の攻撃。1死後、ピッチャー強襲のヒットを打たれた後、3番にレフト前ヒットを打たれ、1死1,2塁のピンチ。ここで、相手4番を迎えて弱気になるかと思いきや、すぐにツーストライクをとり追い込みました。その後、5回のファールで粘られ、この4番を歩かせてしまいました。
1死満塁のピンチです。ここで、5番を外角低めいっぱいのストレートとスローカーブで0−2と追い込むものの、勝負球がど真ん中に。さすがに、この球を見逃さない5番打者。軽くセンターに犠牲フライを打たれ、相手に先制を許してしまいました。しかし、何とか1点に抑えています。このまま何とか抑えてくれyasu。
高専八代は、相手投手にバットの芯を外され、決め手を欠きます。2回の裏には4本のヒットを打ったのに無得点に終わり、中々突破口を開けずにいました。
0−1で迎えた6回の裏高専の攻撃。先頭の3番のtaiが右中間に2塁打を放ち、チャンスを迎えます。4番のsatoは三振に倒れたものの、今日当たっているwataがセンター前タイムリーヒットを放ち同点に追いつきました。湧きかえる後援会の面々。
更に、2死となり、スコアリングポジションにランナーを置いて、息子yasuがライト前に逆転タイムリーヒットを放ちました。これが息子の高校野球初打点となりました。
自分のバットで逆転したのに、その後がピリッとしません。1死後、打ち取ったと思ったバットの先に当たった打球の処理をあやまり、内野安打にしてしまいました。ツーアウトを取ったもののレフト前、ライト前と連続ヒットを浴び、同点とされました。次のバッターをショートゴロに仕留めたところで、7回の表熊本西が1点。ここで、yasuはお役御免。ピッチャーはryoに交代。yasuはライトへ回りました。
2−2の均衡を破ったのは、なんと高専チームでした。
1死後、5番wataがショートゴロエラーで2塁へ。この8回の裏に得点を奪えば、断然有利になります。このチャンスに6番ryoがライトへタイムリーを放ち、1点勝ち越し、喜ぶ後援会。7番enoがバントで送り、2死2塁。ここで8番yasuが、右中間にタイムリーを放ちこの回2点をゲット。
守っては、リリーフしたryoが無難に熊本西を抑えて、試合は4−2の勝利でした。
yasuは完投はできなかったものの、12安打を打たれながら7回を2点を抑える好投を見せ、勝利投手になりました。監督から直接投球の指導を受け、すぐに結果を出したことが勝利につながったようです。投球数は毎回ランナーを背負っていたこともあって、106球。四死球は2とまずまずでした。
外角低めのコントロールがよかったのですが、決め球が甘く入ったことが12安打をうたれる原因になったようです。
打撃も4打数3安打2打点と頑張りました。この調子で打撃にも結果を出してほしいと思います。
次回の試合で、もし登板することがあればぜひ期待にこたえてほしいと思います。
熊本西高 001000100|2
高専八代 00000202×|4
熊本西高校のみなさん 試合をしてくれてありがとうございました。
みなさんのさわやかな挨拶はとても素晴らしかったです。
また、機会があればよろしくお願いします。

次回以降の試合予定    10月14日 御船高校  @高専グラウンド
                  10月20日 上天草高校 @高専グラウンド
                  10月21日 球磨工業高校 @球磨工業グラウンド


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