1/6メジナ当たり年?運命の開幕戦 北浦

1月6日、7日と釣友のueno氏と共に北浦へ。5日の朝は平地でも雪が積もり、道が封鎖されては大変と前日から延岡に到着。今年はメジナの当たり年か。前年までの不調がうそのように各地でメジナが食っている。我々は北浦が食っているという情報を入手。遠いためいやがるueno氏を説得し、イザ出陣!

北浦では、平日は7ハイある渡船の客の代表がじゃんけんをし、渡礁場所を決めるというシステムである。お世話になったあゆ丸の客は、日向市のAさんと我々の3人。結果は3番。わけのわからぬまま我々3人は「青バエ」へ。Aさんに聞くとここはA級ポイントなんだそうな。


        北浦のA級ポイント青バエ

 早速釣り開始。初めての場所なので、安藤さんに潮下を譲り、その次にueno氏。そして、私の釣り座ということになった。波穏やかな絶好の釣り日より。撒き餌を放ち当たりを待つが一向にメジナの気配なし。午前9時前にようやく安藤さんヒット。タモに納めた第1号は、、見事な40センチ近いメジナ。タナを聞くと竿1本半だそうだ。思ったよりタナが深いね。早速タナを合わせると釣り再開。しかし、反応なし。

そのうち、船長が弁当を持って見回りにきてくれた。「あたりがないね。」とA氏。「今、潮止まりだからね。下げ潮になれば食うと思うけんど。」と安心するコメント。

弁当を受けとって、釣り再開。その直後、Aさんヒット。2連続。どうやら、メジナが食い出したらしい。タナは3ヒロにきていたのだ。続いて、ueno氏初メジナゲット。これはでかい!40オーバー。A氏はパターンをつかんだのか、次々に竿を曲げていく。ueno氏も2枚目ゲット。どうしよう、自分のところだけ食わない。極度のプレッシャーに襲われてしまった。

潮は緩やかに上り潮。仕掛けをueno氏の方向に流していると、ウキがゆっくりとしもっていった。慎重に合わせると、ハリにのってきた。うん重い。数度のしめこみをかわして浮いてきた魚体は「やったぜ!」丸々と太ったメジナちゃんだった。やさしくタモ入れし、サイズを測ると40弱。思わずガッツポーズ。ボーズを逃れたところで昼食タイムとした。

A氏は相変わらず好調。2桁にのせる勢いでメジナをかけつづけている。ここは、本当に不思議だ。普通は、外道がかかってくるものだが、上がってくるのはメジナのみ。こんなところもあるんだね。

午後に入り、潮の流れが瀬に対して平行に流れていて自分の釣り座は圧倒的に不利であったが、その後潮が少し斜めの方向に流れ出した。すると、A氏の竿は静かになり、ueno氏の竿が曲がり出した。彼は、瀬際をねらっている。私は、竿2本先に目標を決め釣り始めた。

すると、ウスバハギに混じって、メジナが浮いてきているのが見えた。ウキ下を2ヒロに浅くし、トライ。すると、連続で食ってきた。午後になった途端食いだしたのだ。40、37、36、27センチと型は小さくなっていったものの、一時は入れ食い状態に。ueno氏も10枚目をゲットし余裕の表情を浮かべて、夜釣りの準備を始めていた。

私は、更なる獲物を求めて5時前まで釣り続けていた。すると、今までにない斜め左方向へのいい感じの潮がいきだした。そして、わずかではあるが、わたしの目にメジナの魚影が飛び込んできた。よしと、愛用のウキ・キザクラIDR・0号にJクッションをつけ、撒き餌を3杯ウキ付近にかぶせて仕掛けを流していくと、ウキがゆっくりとしもっていった。予定通りの消しこみに精神を落ち着かせ鋭く合わせると竿にのってきた。「うん良型!」慎重なやり取りのあと浮いてきたのは、40オーバーの口太。よっしゃパターンをつかんだぞ。同じところにまた仕掛けを入れて流していくと判でおしたように同じようなウキの消し

                
      夕マズメの青バエ キロ級メジナゲット

こみが。そして、さっきのビデオテープを再現しているように同じサイズのメジナが浮いてきだ。その時ちょうど渡船がAさんを迎えにきた。1日目は、合計7枚。うちキロオーバーは4枚というかつてない好釣果に恵まれた。 


   やったねuenoさんキロオーバーを筆頭に10枚

 ラッキー今年は幸先良いぞ。ちなみに2日目は、下り潮が入り一気に水温が下がり、当たりなし。他船の客で1番右端で入れ食いさせていた。下り潮の時はあそこだなと学習した後、北浦を後にした。 


北浦古江港にて良型メジナとハイポーズ

今回の釣果(41センチ、41センチ、40センチ、39センチ、37センチ、36センチ、27センチ)

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