1/10 魚種格闘技戦 竹島


竹島 ほら穴

10日は、竹島に行きましょう。」

「どどどどこね、そこは」

年末の黒島の惨敗で火がついた。このままでは終われない。そう思ったわたしは、一緒に惨敗を喰らった同士であるM中さんに竹島行きを打診した。

12日の宇治群島行きを計画していた我々は、冬特有の天候の急変により、黒島の日帰り釣りを余儀なくされた。その黒島では、尾長の不発はもちろんのこと、クロの釣果も今一歩だった。何とかこの悪い流れを断ち切りたいもの。そのためには、同じような離島でよい釣りをするしかない。

では、じゃあなぜ竹島なのか。

それは、年末に疾風のように現れた兵庫の刺客「風雲児」氏が次のような情報を寄せてくれたからだ。

「尾長は不発だったんですが、青物がブチブチやりまして。6号ハリスでも太刀打ちできんあたりもありまして。」

「瀬替わりしたんですが、ウキグレがぎょうさんいてまして。40〜50cmクラスの口太がおもしろいように釣れました。」

「回収間際に鮫がきましたよ。」

竹島に数年ぶりによい潮が入ったのか。尾長はまだ時期的に早いものの口太は釣り放題。潮によっては、太刀打ちできない青物の回遊があると聞けば、だまっていることはもはやできない。

この話を5倍くらいに膨らませて誘えば、磯釣りに胸きゅん状態であるM中さんはいとも簡単に落ちてしまった。スケージュール表を見ながら、

10日は空いてます。行けるでしょ。いや、行きたい。いや、絶対行くぞ。」

と竹島行きを、M中さんは勢いで承諾してしまうのだった。

竹島は、三島村の3島の中で一番東側に位置する薩南諸島の北部に位置する周囲12.8kmの離島である。島はリュウキュウチクという種の竹に覆われ、それはこの島の名の由来となっている。

これまで竹島に釣りに行くことは、ほとんどなかった。それは、硫黄島というホームグラウンドがあるため、眼中に入らなかったのだ。それに、竹島の釣り情報はほとんど入ってこなかった。自分で釣りに行くことが唯一情報を得る手立てであるかのように。

しかし、風雲児氏から上記のような話を聞いたもんだからタマラナイ。

そこで、黒島での惨敗が引き金となって、一気に竹島を引き寄せてしまったのである。

110日大潮、満潮が午前7時過ぎという潮周り。

「あのね、尾長にはエビのむき身がいいと聞いてね。エビの皮むいて味の素につけ込んでるよ。」

2年前の硫黄島で、煌々と光るLEDの電気ウキで尾長を寄せて(もちろん、多くの磯釣り師が知っているように、夜釣りの尾長釣りで明るいライトは厳禁が定説である)釣ったM中さんは、今回の竹島行きにも並々ならぬ意欲で準備をしているようだった。

9日からの3連休は、正月頃は寒波の来週かと思われたが、9日の時化から急激に凪になる予報だ。予報は何と1m。

「出航です。2時から2時半の間に出発します。」

という船長の一言で、年末年始3連チャンの釣りが実現した。信じられない巡り合わせに戸惑いながらも釣りの準備を始める。

午後10時頃、M中さんおいらの自宅に到着。荷物を積んで、午後1015分ごろ自宅を出発した。

九州自動車道を南へ下り、指宿スカイライン谷山ICで降りて、お世話になる渡船第八美和丸が待つ枕崎港に午前1時半に到着。

何度も来ている枕崎港。黒潮が流れる海洋に面した大きな港。離島の渡船基地として釣り人の夢を叶えて続けている。

そこへ3連休の中日という中で、さすがに離島釣り師たちの車が整然と並んでいる。硫黄島行きの黒潮丸、黒島行きの荒磯、そして、竹島行きの第八美和丸の釣り人たちである。この3つの渡船は、リーマンショック以降の金融恐慌で冷え込んだ地方経済の中でも、地に足を付けて離島釣り師の夢を支えている存在感を見せている。

ああいつまでもこの渡船が生き生きと水面を滑ってくれることを願いながらお魚センター横の駐車場に車を止めた。

まだ出港まで1時間以上もある中で、すでに美和丸には明かりが灯っていた。美和丸の釣り人はぞくぞくとやってきては、荷物を船に積み込んでいる。

船長がすでに来ていて、おもむろに話しかけてきた。

kamataさんですね。尾長やりますか。」

この質問は愚問である。上物で釣りに来ているのに、尾長をねらわない手はないだろう。

「ええ」

「仕掛けは大きいですか」

「ハリス10号ですが」

「夜はハリスの太さは関係ないよ。もっと太くしてもいいよ。」

インテリジェンスな船長は中々の話し好きで、なおも続ける。

「カンパチかヒラアジ系の魚がブチブチ当たってきますよ。6号でも取れなかったよ。」

「青物ですか。すごいですね。浮きグレがいたと聞いてますが。」

「口太は、40cm〜50cmクラスが釣れるよ。ほかにもいろいろ釣れる50種類くらいは、いやそれ以上たくさんの種類の魚が釣れるね。」

こんな会話を続けていると、1人の釣り人が参戦してきた。

「この前なんか、でかいイサキが釣れたよ。」

初めて会う人なのに、昔からの知り合いのような錯覚を起こしてしまう。

「そうそう、あれはでかかったね。釣り上げたとき、初めは何が釣れたのかわからなかったよ。よく見たらイサキだから驚いたよ。」

その釣り人が驚くのも無理はない。イサキは、九州でもよく釣れるがわりと陸に近い沿岸の磯で釣れるというイメージが強い。一番北に位置しているとはいえ、薩南諸島に属している竹島は南方系の魚がふさわしい。

薩摩半島や大隅半島が南限だと思っていたが、竹島でもイサキが釣れるなんて驚きだ。しかも真冬に。

まるで、平家の落人のような魚だ。以前釣った衝撃の魚、硫黄島のチヌに匹敵する。

多彩な魚が釣れるということは、それだけ自然界が手つかずの状態で保たれているということだ。

そう、本命のクロをたくさん釣るという目標も悪くないが、いろんな種類の魚を釣るというもの悪くない。今回の釣りの目標はできるだけたくさんの種類の魚を釣るという「魚種格闘技戦」ということにしよう。

ぶるん、ぶるん、離島便としては最大級の大きさを誇る第八美和丸は、午前2時15分頃ゆっくりと枕崎港を離れた。美和丸のキャビン内は快適だ。毛布も用意されている。

とてつもない強烈な青物のアタリを妄想しながら横になっていると、いつの間にか深い眠りについていた。

気が付くとエンジンがスローになっていた。いよいよ渡礁が始まるようだ。といっても、竹島は土地勘がなく今どこにいるのかさっぱりわからない。

先行き不透明な日常をあまり経験しない自分には、これがものすごい刺激的なことになる。後で確認したが、コモリの立神と平瀬に近づいている模様。

南向きなので、北風に抜群の強さを発揮している。コモリ港近くの磯2カ所に、1人ずつ渡礁させた後、「kamataさん準備してください」と声がかかった。

渡礁前、船長からサーチライトを照らしながらポイントの解説を受けた。

船付けとちょっと先に移動したところに根があります。そこもねらってみてください。

船付けの瀬際と地磯を西に行って、ほら穴に近い角も根があってクロの魚影が濃いそうだ。

暗闇でどこも同じような情景に見えているが、ほら穴らしいところがある。とにかく、ここで結果を出したいところだ。

船はクツ瀬方面へと進んでいった。

時計をみると3時半を過ぎたところだった。十分尾長釣りの時間がある。

ここ竹島の南側の地磯地帯は、北西の季節風に強く、魚影が濃い。西から「コモリの立神、コモリの平瀬、ほら穴、郡山瀬、クツ瀬と竹島の名礁が連なっている。どれもが地磯か地寄りの磯である。ここで風雲児さんがいうように、太刀打ちできない巨大青物の回遊や、浮きグロに遭遇したんだ。

風があたらずさすが南国と思わせるやわらかなそよ風が頬を伝っているが、どういうわけだか体の震えが止まらない。

M中さんはすでに準備を始めていた。M中さんは、明るい性格で車中ではよくしゃべる人だが、釣りとなると無口になる釣り人だ。

「おっ、早速準備ですね。尾長釣ってください。」

茶目っ気たっぷりに声をかけるも、

「えへへへ」

と愛想笑いが返ってきた。

それどころではない模様。頭の中はすでに磯壁伝いに尾長グレが泳いでいたのだろう。

「固かあ!」

M中さんが、叫んでいる。船長にお願いしていた餌がまだ十分に解凍できていないようで、細かく砕くのに難儀しているようだった。

こちらも同じ。餌作りに時間がかかるので、先にタックルの準備から始めた。

竿はダイワブレイゾン遠投5号、道糸10号・ハリス10号・ハリ喰わせ青物9号・ウキは感度重視で2Bの棒ウキタナは2ヒロから始めた。

餌がようやくやわらかくなったところで、しばらく撒き餌をした後、仕掛けを瀬際に投入。

漆黒の海面に妖艶な赤いLEDの灯りは、静寂な夜の海を更に好演出してくれる。この灯火は漆黒の海をより暗黒にさせるし、漆黒の海は赤い閃光を伴うことでより暗黒に感じることができる。漆黒の海とLEDという異質な事物がアウフヘーベンされた世界。それが夜尾長釣りなのだ。

2人の釣り人は自らの生命反応を消しながら、息を潜めてアタリを待つ。

ぷるぷるっと道糸が反応する。「夜釣りの税金」または「レッドデビル」とも呼ばれているナミマツカサだ。こいつは、数で勝負してくるし、歯がぎざぎざしているため、ハリスを傷つける厄介な輩だ。しかし、尾長が寄ったときに一瞬にして消えてくれるので、お付き合いをするしかない。

釣り始めて1時間が経った。マツカサの総攻撃に手を焼いていた時、ケミが横に不自然な動きをした後、ウキが横にシモリ始めた。仕掛けが進む反対方向に鋭く合わせを入れた。

乗った!竿でためて浮かせにかかるところであった。ふっと軽くなった。バラシである。

餌だけが盗られていた。おそらく、へそ曲がりのイスズミの仕業だろう。

レッドデビルの猛攻に手を焼いていたとき、どうも気になるものが前方に見えた。

灯りを煌々と照らして、船らしき軍団が居座っているという情景だ。おそらく漁船だろうが、なにもこんなわれわれの近くで操業しなくてもよさそうなのに。これじゃあ、キャップライトはいらないし、新月の意味がないね。

「あれ、明るかなあ」

M中さんもこの状況の憂いをそのような一言で表してくれた。

まあ、あちらは仕事こちらは遊び。自分たちの釣りに集中しよう。

夜明けが近づいてきた。あと30分もすれば、明るくなるであろう。これからがいわゆる黄金の時間。尾長グレが最も口を使う時間帯がやってきた。最大級の集中力で、慎重に撒き餌と仕掛けの同調を図った。タナは竿1本半ほどにしていた。

それまで、ほとんど動きのなかったウキが、夜空の人工衛星のようなスピードで消し込まれていく。間違いない、餌盗りでないアタリだ。

鋭く合わせを入れると、乗った。乗った。

最初の突っ込みは、華麗だったが、あとはあまりにも無抵抗だった。マツカサのような風貌だが、マツカサよりは大きな魚に思えた。

5号竿の威力に任せて一気に抜き上げる。一体何が釣れた?近づいてみると、目のぎょろっとしたあごを突き出した赤い魚が跳ねていた。

南海のお調子者のホウセキキントキだ。彼は絶命するとガス漏れのような臭いのする残念な魚だが、焼けばエビのような味がするし、アラはいい出汁が出るし、刺身も絶品だ。迷わずキープ。

マツカサでない魚が釣れてほっとする。ますます尾長グレの期待が高まってきた。しかし、またまた、まったりとした時間が流れていった。

もう明るくなってきた。そろそろ尾長グレの時間は終わりかなと思ったその時。

うっ、喰った喰った。何かが仕掛けに食い付いた。そいつは一気に瀬際に逃れようとする。残念なことに、5号竿に不釣り合いな引きだった。すぐに水面に現れた。抜き上げて確かめると、口太の40cmクラスだった。残念、尾長はいなかったようだ。

すっかり明るくなったところで、すぐに昼釣りのタックルを準備した。がま磯アテンダー2.5号・道糸3号・ハリス2.5号・ウキは小粒の3Bをチョイス。ハリは、グレ針の7号を結んだ。

瀬際がポイントなので、まずは重い仕掛けで瀬際に仕掛けを落ち着かせる作戦だ。ところが中々これがうまくいかない。サラシに持っていかれて、いつの間にか沖へと流されてしまう。こりゃ重たい錘でミャク釣りをしなければならないかな。

そんなことを考えているうち、ウキが一気に視界から消えていた。なんだこいつは。

一気に抜き上げると、ムロアジだった。ナミマツカサ・ホウセキキントキ・クロに続いて4種類目の魚だ。

今日は、甑島のようにクロだけを釣る釣りではなく、いろんな魚と出会うことが目的だったっけ。ムロアジはおいしいのでキープ。

といっても、ここはやはり本命のクロをねらわないと。瀬際狙いに徹することにした。磯壁に撒き餌を打ち付ける。仕掛けを入れて、更に追い撒き餌。

このパターンで難なく3枚のクロを手にした。ここで42cmのクロもゲット。

4枚目もクロと思われたが、カンムリベラだった。このカンムリベラの釣果を合図に食いが渋くなってきた。そこで、ウキをBに変更。ガン玉を足して、クロが餌を食べやすくした。おもしろいことに、魚が釣れるときは、決まって仕掛けを変えた時だ。

瀬際に落ち着いた仕掛けに食い付くクロ。瀬際なので竿の力を信じて一気にゴリ巻きする。きれいなクロを水面から抜き上げた。同じようなパターンで3連続クロを釣り上げた。これで7枚目。この勢いなら今日も前回に続き「ツ抜け」は確実と思われた。

ところが、次に釣り師を待っていたのは、意外な沈黙の海だった。

釣れてきたのは、イスズミ、磯の弾丸レインボーという異名を持つツムブリなどの外道だった。取りあえず6種目までは顔をみたが、魚種格闘技もここで小休止。

ううん、クロの食いは朝まずめ限定だったのか。離島の実力はこんなものではないはずだが。どうも上げ潮までがチャンスだったようだ。

M中さんは、この流れに乗り遅れていて、クロの釣果が2枚だった。

潮が手前に当たってきたり、右に行ったり左に行ったり、どうもはっきりしない。おまけに2枚潮がキツくなり、魚のアタリを拾うのが、難しくなった。例え拾ったとしてもそれはイスズミだったりする。

M中さんは、ここで船長が進めたもう一つのポイントに遠征することにした。ワンドの方へ磯伝いに歩いていった。向こうは、サラシができてよさそうな雰囲気だ。

こちらは完全に潮が止まってしまい、魚の反応が消えた。確か大潮だったと思うが、潮が全く動かない。どうなっているんだ。

わたしもM中さんの後を追うことにした。

ワンドの入り口付近に大きなサラシができている。離島でクロを釣るには、瀬際とサラシである。それ以外の場所で釣りをするなら、イスズミを中心とした歩兵集団につかまってしまう。サラシが消えている船付けのポイントに、見切りを付けることが最良の策と考えた。

「根があるからその周りをねらって」

船長のアドバイスを参考にして、根周りをねらおうと思うのだが、手前の瀬が張り出しているので、もう少し潮が引かないと釣り座の確保が難しかった。M中さんはそれでも釣り座を何とか確保し、2枚のクロを手にしていた。

わたしも頑張っているが、どうしても魚を手にできない。潮が動かないのはここでも相変わらずで、せっかくやってきたが、これからの時間を考えると、ここで粘るより、潮が変わることを期待して船付けに戻る選択をすることにした。M中さんもこの場所をあきらめ、船付けに戻った。

時計をみると11時。1時回収だから、残り時間は1時間半。

なんとかしなくては、といってもこれといった打開策はなかった。ウキを極力軽いものにして魚の違和感をなくすことくらいだ。ウキはBからG2といろいろ変えて試してみた。そして、この時間は前回の甑島でも活躍してくれたウキ0αを登板させていた。

潮が動かず泡が海面上にたくさん現れていたが、潮に変化が現れてきた。沖に向かって右にトロトロと動き出したのである。

潮受けゴムの動きも表層の潮と同じ向きに流れている。何かが変わると思った1145分頃、ウキがゆらゆらとした前アタリの後、一気に消し込んだ。反射的に竿を立てて応戦。得意のゴリ巻きだ。どうせイスだろうと浮かせると、いやイスズミではない形をした魚があがってきた。あれっ、これなに?

上がってきた魚は、しっぽの黒い魚。しっぽの黒い魚といえばイスズミだが、これは違う。魚体の色は全体的に茶色で鰭や頭は黄色をしていた。

抜き上げて魚を改めて確認した。そこには、南海の離島ではあり得ない魚イサキが跳ねていた。しかも40を超えるサイズ。

「いいなあ。イサキ。」

M中さんが祝福してくれて、記念写真を撮ってくれた。

さあ、これが交通事故なのか、入れ食いの序章なのか。答えを見つけるべく、仕掛けを打ち返した。

なるほど、今度も同じようなウキの消し込みが、さっきと同じくイサキが磯の上に飛んできた。

M中さん、タナは2ヒロ。竿1本先をねらってください。」

M中さんに旬の情報を与えて、次の獲物へ。

また、喰わせた。入れ食いだ。しかし、今度は魚を抜き上げようとした時、外れてしまい海へさようなら。

沖目へ仕掛けを入れると、今度はイスズミが竿を曲げてきた。

イサキはどうやら手前から出てきて、餌を食っているようだ。

沈黙していたM中さんがついにアタリをとらえた。浮いてきた魚は紛れもないイサキだった。よかったですねと言おうとしたその瞬間、魚は反転し仕掛けを外して海へ帰っていった。

唖然とするM中さん。しかし、時間がないよM中さん。何としても釣ってください。

時間は、サッカーで言えばアディショナリータイムになった。

こちらもせっかくのアタリをとらえたと思いきや強烈な引きで2発ほどバラしを演じてしまった。

時間がない。あと10分か。そんな時アタリをとらえたのはおいらだった。赤朱色のウキが心地よく消し込まれ道糸が走った。

竿を立てると心地よい引きが手元にやってきた。これは慎重にやりとりし浮かせ抜き上げた。これも見事なサイズのイサキ。

今まで、イサキの南限は、大隅半島だと思っていたが、それは間違いだった。この三島村竹島にもイサキがいたのだ。その大発見の喜びが今回の釣果を超えた。ああ来てよかった。ここでイサキに逢えるとは思わなかったからだ。

アディショナリータイムのイサキのあとはイスズミが釣れたので、これが終了の合図と意味づけ、竹島の魚種格闘技戦は終了した。最後は鮫の巡回が見られた。今回の成果は7種。

潮の動きが今一歩だったが、何とか釣果もそこそこあって楽しい釣りになった。

竹島という未知の磯に想像を絶するほどのおもしろさがあることを知り、またいつか訪れたいと思った。

1時過ぎに美和丸が回収にやってきた。船に乗り込み、竹島の南岸の断崖を見ながらのクルージングを楽しんだ。

離島は、釣りが終わったあとの、クルージングという楽しみが待っている。クルージングを楽しみながら、1月という厳寒の釣りになるはずが、おだやかな春の陽気になった竹島を後にした。竹島よ、また来るぞ。そして、今度は尾長グレを呼んでおいてくれよ。




























竹島は第八美和丸さんで






快適な船内





コモリ瀬からの渡礁
























瀬際をねらって



撒き餌がまだ溶けてない><



この撒き餌固かあ〜〜


撒き餌がやっとできました



ナミマツカサが沸いてました



感度重視の棒ウキで



ホウセキキントキの訪問




尾長と思いきや口太でした


夜が明けようとしています



ムロアジが暴れるのでぶくぶくは入りません



2枚目


きれいなカンムリベラ


これで7枚目


魚がなかなか釣れません


あの角のところが、ポイントで^^


青物と言っても









ここは浅いね


時間は刻々と


船付けに戻ってきました


思いがけないお魚が・・・


ここのイサキでかいっす


7魚種目でした


この瀬際にイサキが潜んでいます


楽しい時間もあっという間でした


名残惜しや



回収の時間が


今回の釣果








ありがとう ほら穴


ホウセキキントキの姿造り


イサキのニラ天


イサキの塩焼き


クロのスープカレー

















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