3/19 第1種接近遭遇 宇治群島



宇治群島 かけ上がりのハナレ

M中さん、この波予報じゃ無理っぽいっすね。」

ここ数日間、天気予報とにらめっこの日々。2016年は、最も高い確率で土日に時化が押し寄せ、本格シーズン真っ只中、地団駄を踏んだ渡船屋さんや磯釣り師もたくさんいたと思われる。


梅の花の開花とともに南九州の離島では、デカ尾長釣りの本格シーズンを迎える。しかし、その2月も土日に出撃することはまれであった。


今南九州で最も熱い釣り場宇治群島への出撃は、3回計画したもののすべて時化で流れてしまった。


暦が3月を指し、もう最後のチャンスとなるやもしれぬ3月20日、21日の1泊2日釣りでサザンクロスに予約を入れるも「キャンセル5組待ち」という無残な結果に。


Uenoさんの1ヶ月前からの予約だったにもかかわらず、その挑戦権すら与えられなかった。サザンクロスのサイトから発進されるよだれが出そうな尾長グレの集客効果に、磯釣り師たちは群がってしまったようだ。


ここで残念ながらuenoさんとの釣りは断念。他に方法がないか考えた。サザンクロスの他に宇治へ行く船はないものか。


検索をかけてみると、「第3海交」という文字が立ち上がってきた。そうだ、実現はしなかったが、確かこの船で宇治へ行こうと計画したことがあったっけ。


第3海交は、阿久根新港発の1泊2日釣りを基本に動いている船で、ベテランの船長が宇治の釣り場を案内してくれるとのこと。



ここは、M中さんを巻き込んで、この船で宇治へ行くことを決断。連絡を入れると、空いているとのこと。こうして、M中さんとの久しぶりの離島釣行の計画が持ち上がった。


ところがだ。週間予報から釣行可能の指標となるはずの天気・気温ともに良好な結果だったが、波予報がどうも思わしくない。


低気圧の影響で、南寄りの風と波で土曜日はやや時化気味。その後の北西風により凪になる予定がそうセオリー通りならず、10mの爆風が吹く予報だという。


「まあ、期待せずに待ちましょう。」


そう電話口でM中さんに伝え、吉報を待つことにした。


翌日の昼、船長に連絡を入れる。


「出ます。2時までに来てください。」


よっしゃあ。右手で軽くガッツポーズ。出撃許可の吉報をM中さんに伝えた。M中さんにとっては2ヶ月ぶりの釣りとなるだけに、喜びを隠しきれないほど声はうわずっていた。


年度末の激務を釣りに行けるというモチベーションだけで乗り切り、大急ぎで荷物をまとめ午後10時にM中さんを乗せ自宅を出発した。

道中で、AZ阿久根店に立ち寄る。

「ルアーはないかな」

となぜか磯ジグをやるためにルアーを物色中のM中さん。

そして、我々はいつの間にか魚の餌よりも人間の餌を真剣になって選んでいた。

「キムチ味がいいかな。それとも味噌味?」

まるでピクニックに行くかのように。これじゃあ、魚釣れるわけないよね。

人吉盆地から阿久根新港に着くと、閑寂の港にひときわ明るい場所を発見した。阿久根新港から出発することはわかっていたものの、広い港のどこから出発するのかわからなく不安に思っていたが、それは無用の心配だった。

すでに自動車が10台停まっていた。どうやらみなすでに荷物を船に積んでしまった模様。

離島便の集合は、早い時間となる傾向がある。我々は遅れた分を取り戻すべく、あわてて荷物を船に積んだ。

キャビン内は、最大搭載人員32名にしてはあまり広いものではなかった。

ぐお〜〜〜〜

すでに、荷物を積み終えた釣り人たちは寝床を確保していて、動物園のような鼾という名のBGMをエンドレスで自ら発していた。もう自分たちの場所はない。一カ所だけわずかな隙間を見つけてそこに周りに迷惑とは思いながらも滑り込んだ。

これから、4時間の船旅が待っている。起きて体力を消耗したくない。

ぶるんぶるん。午前2時過ぎに第3海交は、ゆっくりと、港を離れた。

どすん、どすん。


沖に出てしばらくは揺れ続ける。これまでの経験からして、2.5mはありそうな波だ。時折、体が無重力になる時間帯があり心配したが、だんだん波も気にならなくなってきた。いつの間にかエンジンがスローになっていた。

よかった無事着いたらしい。

もう朝も6時を過ぎていて、周りは白々としていた。

「〇〇さん、準備して」

名礁ガランの水道からの渡礁である。

その後、ガランのハナレに一組乗せてから、船は名礁双子瀬に向かうようだ。

「あのだれか次行きませんか」

船長が双子瀬に誰か乗らないか尋ねている。

でたっ、これは磯釣りの渡船の渡礁システムの中では、より原始的なものだ。最近、引退した第八恵比須丸を彷彿させる。

釣り人の自主性を最大限に引き出そうとする方法。船長にとっては、意図があるのだろうが、初めて利用する釣り師にとっては、困惑するシステムだ。

M中さん、どうします?」



と言っても、宇治群島は初めてのM中さんに意見を求めるのは酷な話だった。

双子瀬は、口太が数釣れる有名磯で、潮が通せば昼尾長も狙えるA級ポイントである。ただ、夜10mの爆風が吹く予報が出ている中で、この風を防ぐことができない低い磯で果たしてよい釣りができるのであろうか。

躊躇していると、「はいっ」と別の釣り師が手を挙げた。

脳科学者茂木健一郎さんによれば、脳は2秒で決断するそうで、2秒で決断できないということは、自分はこの磯に乗りたくないと判断するしかない。

双子瀬に手を挙げた二人組の釣り人は歓喜の表情を浮かべて、渡礁していった。この後、この二人はクーラー満タンの釣果をあげておられた。

船は北に位置する家島を過ぎ、隼人の瀬戸渡り、船は黒瀬に進んだ。

「〇〇さん一人?黒瀬の4番はどう?」

「いや、二人です。」

「それなら、3番で行こうか。」

こんなやりとりの後、2人の釣り人を黒瀬の3番に。1番や2番はスルーした。この黒瀬の一体はどこも有名ポイントなんだが。贅沢な磯選びだ。

船は、反転すると風裏となる向島の東側を進んでいった。


ビロウ湾奥に入り、地磯に二組を下ろす。そろそろ名前を呼ばれてもいい頃なのに声がかからない。できれば、鮫島や雀島へ行ってほしいけど。

「〇〇さん、かけ上がりはどうよ。」

その釣り人は、一言「グンカン」と拒否の姿勢。

「じゃあ〇〇さん、雀行ってみようか。行ってみんとわからんでな。」

ゆったりとした渡礁だ。いつまでたっても声がかからない中、今か今かと待ち続けた。雀島が第一希望なんだけどな。

船は、雀島に近づいた。雀島本島の南東側に突き出るように鎮座している磯をしばらく観察した後、ホースヘッドを付けた。雀島の好ポイント「ケイダ瀬」である。

「うねりがあるから注意してください。」



今夜は爆風の予報が出ているため。雀島で釣りができるのはここだけと船長は判断。また、反転し、向島へ近づいていった。

お一人様をグンカンに無事渡礁させた後、ようやく、

kamataさん」

と声がかかった。

船はグンカンから少し行ったところの陸にほど近い小さな独立礁の前でエンジンをスローに。



kamataさん、船を付けるところも釣れるけど、奥にね。そこを登っていって裏がポイントになります。2,3日前もよく釣れていたよ。」

船を付けてもらい荷物を受け取る。ようやく決戦場が決まり、荷物を高いところにあげる。ここは足場が悪い。斜めに切り立っているところがあり、注意しないと転落の危険がある。裏のポイントを確認しに行くと、3mほど下の崖を用心して降りなければならない。こりゃ移動だけでも大変だ。

この磯を南星瀬というそうだ。

釣りができそうな釣り座を発見。しかし、うねりがあってバッカンをそこにおけない。前方には、根があり、その根の周辺を狙うか、手前のサラシを狙うかというところか。

もうすっかり朝になって、仕掛けや撒き餌を準備していると、釣り初めはすでに午前8時を回っていた。さあ、今日の南星瀬はわれわれにどんな答えを用意しているのだろう。

さて、サラシが出ていい雰囲気だ。撒き餌をしばらくした後、釣り始める。ウキがいい感じで磯際を漂っている。さあ、ウキがいい感じで消し込むはずだ。あれっ、ウキはいつまでも漂ったままだ。仕掛けを回収する。餌は付いたままだ。

第2投。これも反応なし。餌は付いたまま。海水を汲んで触ってみる。冷たい。やらかしたか?まさかね。

第3投は、竿1本先へ。潮が速くなってきた。相変わらず餌は付いたままだ。いやそんなはずは。

第4投。これも反応ナッシング。おいおい、ここは宇治群島だぞ。口太ならどんどん釣れてくるはずだよな。

第5投。ようやくオキアミの頭がかじられた。魚の反応が出始めた。なんだよ。心配させやがって。タナを20cmくらい浅くしてみる。今度は、ウキに反応が出た。しかし、15cmほどシモったところで再びウキは浮いてきた。仕掛けを回収して餌をチェックすると頭のところだけをかじられている。

ここは宇治群島だよな。魚の食い渋りの現象に不安になりながらも餌を付けて仕掛けを打ち返す。

右手前のワレに撒き餌を間断なく打ち込み、当たりの出ている竿3本先の根周りを狙う。

何度やっても同じ餌の盗られ方だ。どうすりゃいいんだ。

宇治群島に来てまさかの展開に、体全体を焦りが支配していた。M中さんも釣り始めているが、当たりすらない状況だそうだ。


しばらく、磯の上に座り込んで考えた。右手にはさっきクーラーから取り出したM中さんお勧めのジャスミンティー。ジャスミンティーは右脳に働きかけ、集中力を高めてくれる。冷静になってこれからの打開策を決断。出てきた結論は、ここは宇治群島ではなく、甑島だと思えばいいさ、であった。

タックルから仕掛けまで総替えすることにした。まず、竿をがま磯アテンダー2.5号からダイワメガドライM2・1.5号へチェンジ。道糸を2.5号から1.8号へ。ハリスを2.5号から1.75号にし、ハリは6号をひねりありの4号に、ウキは潮が緩んできたので0号でG5のガン玉を付けた仕掛けにチェンジ。

何かが変わるかもと期待したその時、それまでのスピードとは明らかに異なるウキの消し込みが。

半信半疑で合わせると、

「乗った。」

メガドライが見事な曲線を描いている。引きからして口太を確信した。

数度の締め込みを造作もないやりとりで浮かせ、慎重に抜きあげた。第1号の口太は35cmクラス。宇治群島のアベレージサイズだ。

よっしゃあ、ボウズ脱出。宇治群島では、口太はいくらでも釣れるはずなのに、この1匹は本当にうれしかった。

時計をみると10時半を回っていた。釣り始めからすでに2時間を経過していた。その後、食い渋り中で何とか2尾追加したところで、見回りの第3海交がやってきた。

「どうですか?何、ダメ。・・・・替わろうか」

荷物をまとめ再び船に乗り込み、次なる磯を目指した。船は向島の西側から南の端にやってきた。ここは、「かけ上がり」という磯がある場所だ。数百万年という長い間で、堆積してできた地層がきれいに連続した縞模様を形成している。それが、斜めに切れ込んで自然のものとは思えないような幾何学的な形状の巌となっている「かけ上がり」。

その場所と目と鼻の先に存在する独立礁に船は近づいている。ホースヘッドが磯に付けた。すばやく渡って荷物を受け取った。

「船を付けたところから上の方に歩いて行って。そこで尾長をやってください。クロは船を付けたところでもいいけど、裏の方がいいです。」

今立っている磯は、「かけ上がりのハナレ」というらしい。

「さあ、がんばるもんね。」

M中さんは、南星瀬でバラしを演じて、いまだに釣果なしだ。撒き餌を混ぜる手にも力が入る。

おいらもこのままでは終われない。尾長が釣れることを想定して、再びタックルを2.5号竿のバージョンに戻した。

M中さんは、裏のワンドで、おいらは船付けで釣り始めた。



しばらく釣っていたが、ここは、南星瀬よりもさらに反応が悪かった。餌さえ盗られない時間が長く続いた。

魚が食い渋っているというよりも、魚の生命反応さえも感じられなかった。魚が釣れないと自然と休憩が多くなってしまう。ほとんど寝ないで釣りをしてきた疲れからか、うとうととし始めていた。30分ほど仮眠して、再びトライ。

「なかなか難しいですなあ」

M中さん。裏のワンドも当たりすらない状況のようだ。

「腹減ったあ、カップラーメンでも食おう」

こう明るく言い放ったM中さんは、自慢のガスバーナーを出してきた。お湯を沸かしてもらって、おいらもカップラーメンタイム。


磯で食べるカップラーメンほどうまいラーメンはない。睡魔が通り過ぎると、強烈な空腹感に襲われた。二人ともむさぼり食べあっという間に完食。食べ物を味わうと言うより、とにかく早く胃袋に流し込みたかったのだ。

潮がほとんど動かない状況だったが、少しずつ動き始めていた。それまで生命反応さえもなかった釣り場に何か生き物の気配が感じられるようになった。餌が盗られ始めたのである。

ウキを凝視していると、ゆらゆらと前アタリのような動きが。次の瞬間、宇治群島らしく一気にウキがすぱっと消え、道糸がギュイーンと走った。

心地より竿に伝わるトルク。美しい竿の曲がり。アテンダーはみるみるうちに魚の体力を奪っていく。ぎらりと光る魚影を見た。イスズミだ。だが、今はイスズミでもとにかく魚が恋しかった。

暴れる前に一気に抜きあげる。40cmほどのイスズミだった。警戒心を表す白い斑点を見せて、磯の上で跳ねていた。すぐに、お帰り願い。この魚が自分に与えてくれた光明に感謝すらした。


M中さん、釣れましたよ。イスズミだけど。」

M中さん、笑顔でナイスと返してくれた。

時計をみると午後3時前だった。長かった沈黙。さあ、クロや尾長よ来てくれよ。

沖に本流が近づいたのか、引かれ潮が沖へととろとろとよい感じで動き出した。案の定、午後3時から4時にかけてクロがポツポツと3匹釣れた。全部白子出しのノッコミサイズ。また、その間に、いかにも宇治群島らしい強烈な当たりがあり、それが一体何者なのかを想像することがクロ釣りの楽しさを演出した。


夕まずめに裏のワンドで試し釣りをして、36cmのクロをゲットして、南星瀬の3匹と合わせて本日はクロ7匹という宇治ではありえないほどの寂しい釣果で1日目の昼釣りを終了した。

持っている男M中さんは、なんとボウズ。しかし、M中さんはへこむことをしらない。第3海交から配給された弁当をおいしそうにうまいうまいとぱくついた。


以前からそう思っていたが、磯で食べる弁当は抜群にうまい。食のおいしさとは、自分の精神状態を含めたところの健康状態や、周りの状況によって変化する相対的なものだと思う。食のおいしさに絶対はない。

メニューは、ウインナー2個・漬け物・昆布というシンプルなものだったが、高級レストランで食事をするよりも何倍もおいしいと思った。

BBQやピクニックを好む人がいるのもわかる気がする。離島という非日常を体験できて、クルージングを楽しむことができ、釣りという人生で究極の道楽と言える諸行ができ、さらに、高級グルメ以上の食が体験できる。そして、最後に家族に釣った魚を料理して食べさせることができる。


これ以上どんな趣味を持てばいいというのだ。釣りがあれば、浮き世の煩わしさ、苦しさを一瞬にして忘れられる。これからも体の続く限り釣りとともに生きて行こう。


夜がやってきた。釣り座は、おいらがさっきと同じ船付け。M中さんは、迷わずわたしの釣り座から地寄りに少し移動したところの船長お勧めの尾長ポイント。


期待の夜釣りだったが、これも昼と同じく当たりすらない状況。いやというほどいるはずのマツカサさえ反応がなかった。


M中さん、宴会しましょう。」


こういう流れになるのは、至極当然と思われた。


夜に10m級の爆風が来るという予報だから、今のうちに釣っておこうではなく、今のうちに宴会しようである。あやしい釣り人たちだ。こんなんで魚が釣れるはずはない。


宴会の後、夜中に2時間ほど仮眠し、午前3時頃から釣り始めた。


なぜって、遠くで船のエンジン音が聞こえたからだ。本当はここに乗る予定だったサザンクロスである。


サーチライトがこちらを照らしている。


「すみません。お客さん乗せます。」


船長がマイクで声をかけている。2人釣り人が渡礁してきた。


さあ、釣らなくちゃ。夜釣りを初めてすぐに、釣り座から左手前に尾長らしき当たりを体験(第1種接近遭遇)して、そこを狙いたいところだが、潮は右に動いている。潮下にはM中さんが鎮座。サザンクロスを見て、二人ともスイッチが入った。


しかし、何度仕掛けを打ち返しても、生命反応が感じられなかった。途中で仮眠したことがいけなかったようで何のドラマもなく夜釣りを終えた。

「尾長が見えますよ。」


夜が明けると、サザンクロスの釣り人が興奮気味に話していた。


彼の話によると、M中さんの釣り座の一番高くなっている場所から下を見下ろすと、60を超える尾長グレが時折出てきては撒き餌を拾っているというのだ。空飛ぶ円盤を至近距離から目撃することを第1種次接近遭遇というらしいが、彼は第1種接近遭遇を果たしたと言える。


こちらは、早々と尾長グレをあきらめて、お土産の口太を釣り始めていた。潮がとろとろとよい感じで流れ出し、9枚のクロを手にした。



釣りにおける第1種接近遭遇は、魚を目撃することなら、第2種次接近遭遇とは何か。ここ宇治群島まで来て、まさか矢追純一のUFOスペシャルを思い出すとは思わなかった。空飛ぶ円盤が周囲になにかしらの影響を与えることが第2種接近遭遇であるが、釣りのそれは、尾長グレが餌取りを散らすということだろうか。


ということは、我々は、第1種接近遭遇を果たして、第2種接近遭遇に向かわなければならないということになる。釣り上げるという第3種接近遭遇を目指して。


「ばらしたあ」

M中さんが渾身のアタリをとらえたようで、魚とのやりとりをしていたが、圧倒的なパワーになすすべもなかった。尾長グレの当たりらしかった。しかし、その尾長を取るにはM中さんの仕掛けはあまりにも役不足だったようだ。


2日間合計で16枚という情けない釣果となった。しかし、M中さんは最後まで尾長グレをねらいつづけ、口太2枚という結果に終わった。


宇治群島に来て、2日間でクロ2枚に終わりながらも、M中さんには笑顔があった。


「ああ、面白かった。また、来たいね。」


結果を気にせず、最後まで尾長グレを狙い続けたM中さんの方が、おいらよりも確実に尾長グレに近づいたと思うのだった。


回収後の第3海交の中で、遠くなる宇治群島を見ながら、第1種接近遭遇を果たしたとポジティブに考え、次の宇治群島へ向けて早くもイメージトレーニングを始めるのだった。


出船を待つ第3海交 でかい船です











ガランの水道からの渡礁です



名礁 双子瀬



ビロウ湾の地磯で




グンゼ方面へと船はすすむ



ケイダ瀬へ2人組が渡礁



最初の舞台はここ 南星瀬でした


南星瀬での釣り座



M中さんお勧めのジャスミンティー



喰いがとてもシブかった



釣れませんねえ




細ハリスで対応します


かけ上がりのハナレに瀬替わりです



裏のワンドの釣り座



磯で食べるカップラーメンは最高です!


イスズミでもうれしい釣果です


ここもシブかったです


あ〜あ オジサンでした


キムチ鍋最高!


尾長ポイントで奮闘中のM中さん


何のドラマもなく夜が明けました


第3海交さんは朝も弁当があります


白子を出す個体が多かったです


今回の釣果 クロ16枚


また 来たいね


ありがとう かけ上がりのハナレ


腹パンパンでした


白子のテンプラ 最高にうまい!


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