キハダマグロ料理

 マグロと言えば、日本人が昔から愛してやまない魚だが、釣りの対象魚となると難しい。キハダが回遊する時期など情報を頼りに、釣りに出かけることになる。キハダを専門に狙える遊漁船はなく、九州では串木野港から出る釣好が唯一季節限定だがキハダ狙いで草垣群島へ船を出している。キハダの身は、クロマグロに比べ脂分は少なくあっさりしているのが特徴。マグロだけに、本マグロと同じような料理のバリエーションが楽しめる。

キハダマグロの刺身★★★★
 キハダが釣れたら、刺身で頂こう。3日くらい冷蔵庫で寝かせて旨みを熟成させてからが食べごろとなる。冷凍されていない生のマグロは釣り人以外にも喜ばれる。(マグロ提供は毘沙門天さんより)

キハダマグロの兜焼き★★★★★
 キハダのような大型の魚になると、頭を捨てるのはもったいない。ここにたくさんの美味しい身が詰まっている。マグロの頭を半分に割り、炭火で両面をこんがりと焼く。塩を振りかけるだけで余計な味付けは無用だ。マグロから見事な味の脂や香りが出る。特に、ほほ肉やカマは絶品。(マグロ提供は毘沙門天さんより)

キハダマグロの山かけ丼★★★★★
 キハダの刺身を漬けダレに漬け込み寝かせる。アツアツご飯の上に大葉を乗せ、その上に山芋をたっぷりとかけ、最後に漬けマグロを乗せる。これで山かけ丼の完成。食べてみるとマグロと山芋の相性の良さに気付かされることだろう。(マグロ提供は毘沙門天さんより)

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