尾長グロ(クロメジナ)料理

評価(★・・・おすすめできない ★★・・・あまりぱっとしない ★★★・・・まあまあ ★★★★・・・美味しい ★★★★★・・・最高)


尾長のしゃぶしゃぶ  ★★★★
 口太に比べて季節のよって味の変化が少ない。身は白身の淡白な味だが、やや甘みがあり刺身としては高いレベルの食材である。新鮮なうちは、ぜひしゃぶしゃぶで頂こう。5秒ほどお湯をくぐらせるだけで、魚の旨みとともに弾力ある食感を楽しめるはずだ。また、あらかじめ皮を焼いておくと更に美味しくいただける。だしはいろいろあるが、ポン酢が一番合うようだ。


尾長の姿造り   ★★★★
 40cm以上の魚が釣れたら、姿造りも面白い。魚をきれいにさばき、魚の胴体につまや大葉などを敷きつめて、刺身をきれいに整然と盛り付ける。見た目は主婦からあまり歓迎されないが、その食味の良さとのギャップが、女心をくすぐるというもの。正月用の刺身に困ったら、迷わず硫黄島や甑島の尾長を釣って帰ろう。


尾長のカルパッチョ  ★★★★
尾長グレは口太に比べて脂は少ないが身に弾力があり、あっさりしているので、カルパッチョなど調味料と合わせて食べるのが中々いい。カルパッチョのタレは市販のもので十分。身の弾力があるので、刺身はうすくそぎ切りにするとよいだろう。赤ピーマンや玉ねぎ、ハーブなどを添えると彩りも加わって納得の料理になること間違いなし。

尾長の薄造り  ★★★★
尾長グレは口太に比べると冬場は旨みがやや足りない。そこで、身の弾力を味わうにはこの薄造りがいい。平切りの刺身に飽きたら、薄造りにしてみよう。尾長グレの刺身の味で新たな発見があるはず。

尾長の刺身  ★★★★
宇治群島で45cmの尾長グレが釣れたので刺身にしてみた。尾長グレは口太と比べて筋肉質で歯ごたえがある。脂のりは口太には及ばないが、弾力ある身を楽しみたい人にはうってつけ。

尾長の皮のポン酢和え ★★★★
尾長グレの皮は20秒ほど熱湯で湯がいて食べやすい大きさに切ってポン酢をかけていただく。フグの皮にも引けを取らないすばらしい日本酒のあてになる。

尾長のアクアパッツア ★★★★
尾長グレが釣れる本格シーズンになると、アサリも店頭に多く並ぶようになる。そこで、アサリを使った尾長のアクアパッツアを作ってみる。アサリの出汁と尾長グレの出汁のうま味のコラボレーションは、思わず唸ってしまうほどの旨さに。

尾長の卵のホイル焼き ★★★★
口太の卵が美味しいことは釣り人の間でも話題に上るが、同じように尾長グレでも卵はうまい素材だ。塩味を付けた卵をホイルで包んで焼いてみると日本酒にぴったりの酒の肴に早変わり。

尾長の霜皮 ★★★★
口太と同じく尾長グレも皮が美味い。よって皮をバーナーで焼いて霜皮を作ってみる。香ばしい香りを楽しみながら、尾長グレのほんのり甘い刺身を楽しむことができる。

尾長のニラ天 ★★★★★
口太やほかの様々な魚で試したが、このメニューのハズレは全くなかった。尾長のニラ天も最高級の味だった。

尾長の握り寿司 ★★★★
尾長グレは握り寿司にも使いやすい。漬け握り、大葉ハサミ握り、普通の握りといろいろ作ってみた。魚嫌いの人でも美味しく食べられる。

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