硫黄島

舟はめったに通れず、人も希である。

住民は色黒で話す言葉も理解できず、男は烏帽子をかぶらず、女の髪をさげない。

農夫はおらず、穀物の類はなく、衣料品もない。

島には高い山があり、常時火が燃えており、硫黄がたくさんあるので、この島を硫黄島ともいう。

(平家物語より)


平瀬 鵜瀬 新島 浅瀬 タジロ
硫黄島西磯その他

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